~ 修理依頼方法 ~   
 
『お問い合わせ』ページより、ご依頼者様の必要情報と、ご依頼希望ラジカセのメーカー名・機種/型式・故障内容・ご希望の作業メニュー・修理ご予算をお知らせください。
 
自動的に当方へメールが届きますので、内容確認後こちらからメールにてご連絡致します。 
 
返信メールに当方の住所等を記載してございますので、本体をクリーニングの上でご依頼機をお送りください。(送料はご負担願います)
直接のお持ち込みには対応致しておりません。
 
ご依頼機到着後、搬送中の破損や ご依頼機の状態を確認し“到着”のお知らせを致します。
同時に機器状態の報告、お薦めメンテナンスコースや修理費用の相談をさせて頂きます。
 
到着後、専用保管室にて作業着手まで大切にお預かり致します。
 
作業着手後、機器状態により追加作業をご相談させていただく場合がございます。
実際に作業へ入ってから発見できる不良箇所や近未来に不良となる可能性が高い部位なども詳しく検証し、ご相談させて頂きます。
 
修理作業終了後、当方からメールを致します。修理作業内容をお知らせ致しますので、ご確認頂き修理費用のお支払いをお願い致します。
領収書の発行は致しておりませんので、送金時の明細書は必ず保管願います。
 
着金確認後、お預かりしておりましたラジカセを『着払い』にてお戻し致します。
 
※ ご不明な点は『お問い合わせ』ページよりお気軽にご質問くださいませ。
 

~ メール受送信について ~
 
最近、お伝え頂きましたメールアドレスに返信しても送信できない事が多くなっています。 
問い合わせ後、数日経っても返信されてこない場合は違うメールアドレスを入力して再度お問い合わせ頂ければ幸いです。
 
hotmailご利用の方は受送信ができませんので、他のメールアドレスをお教え願います。
携帯メールご使用の方は、設定変更等を行ってくださいませ。

~ 注意事項 ~
 
ご自分で修理しようとして失敗されたものや、不適切な作業が施されたラジカセは、修理が難しくなってしまいます。
不適切な作業が施されてしまったラジカセの修理は、修理できたとしても通常の2倍以上の手間がかかってしまいます。
現存する70年代~80年代ラジカセの修理は簡単ではありません。経験と技術、知識が必要とされます。
修理記事等を参考に修理をされる前に必ずご相談くださいませ。
 
アンテナ折れの修復・調達・提供、ボディの修復・塗装、ツマミ等の欠品部品や外装部品の調達・提供は行っておりません。
内部のプラスチック部分の破損等は、状態により修復できる場合もございます。
 
円滑なご連絡が取れないオーナー様からのご依頼は、作業をお断りする場合がございます。
その場合は、本体を修理せずお戻し致します。(返送料はご負担願います)
 
ラジカセの販売、部品の販売、技術指導、資料提供、修理方法の情報提供等は一切致しておりません。

~ 修理予算について ~ 
 

現存するラジカセの修理は、単なる消耗部品交換だけで機能回復できるものは殆どありません。
 
スイッチ類は基板から取り外して分解し単体でリペアー作業を行い、カセットメカの様な機械部は分解して固着したグリスの除去や金属プレートの変形修正も必要となります。
 
電子部品の不良により不具合となっている場合、単に電子部品の交換を行えば良い…と言う物では無く、何故…不良となってしまったのかを検証し対策する必要があります。
 
検証作業は同じ不具合を起こすリスクが少なくなるだけでなく、近未来に不良となりうる箇所の予防処置も可能となります。
 
当方がお聞きする“修理予算”とは技術的にかかる費用の事ではなく、このラジカセにいくらまでならかけてもよいのか?…と言う事です。
 


 ~ 作業着手までの期間 ~ 
 
作業着手は、基本的に先着修理依頼分より到着順に着手致しております。
提携業者様からの依頼もお受け致しておりますので、現在の状況では作業着手までに約8ヶ月~8ヶ月半はかかってしまいます。
(多少前後する場合がございます)
 
お急ぎでのご使用予定がある場合は、ご相談くださいませ。 可能な限り対応させて頂きます。

~ 修理見積りについて ~  
 
『カセット不動です!修理にいくらかかりますか?』『ラジオ受信できません!お見積りお願い致します』との御連絡をいただく
場合がありますが、この内容での状況把握は難しいものがあります。
 
個体によって故障箇所は様々です。お見積りをさせて頂くには実機の状態を確認させて頂いた上でご相談させて頂きたいと思います。
故障内容をお伝え頂いただけでのお見積りは上記理由によりできません。

~ お送り頂く時のご注意 ~ 
 
ご依頼希望のラジカセをクリーニングして頂き 『プチプチ』等の衝撃緩和材に包んでください。
(衝撃緩和材の固定は養生テープ等の剥がしやすいものでお願い致します)
 注意:布テープやクラフトテープでの固定はしないでください。
 
ひと周りほど大きな箱に入れ、隙間には衝撃緩和材を入れて本体が動かない様にしてください。
(過剰に大きい箱ではなく、適度な大きさの箱に入れてください)
 
衝撃緩和材に『新聞紙』は、絶対に使用しないでください。
衛生的な問題を含め、搬送中及び修理までの保管中に湿気を帯びてしまい錆やトラブルの原因となってしまいます。
 
衝撃緩和材及び箱は、返送時にも再利用させて頂きます。
 
乾電池は必ず抜いた状態でご発送ください。また、電源コード等の付属品は特別な場合を除き同梱しないでください。
 
到着日ですが、営業日に到着するように発送してください。
休業日に到着すると、受取ができず運送会社にて保管される事になってしまいます。
休業日到着は破損確率が非常に高くなってしまうので、ご注意願います。 
到着時間の指定はしないでください。

~ 修理困難機種・修理対応不可機について ~  
 
AIWA:CS-J88・J77・J77MkⅡ・90X・75Xや東芝:RT-S90・95・98、SANYO:MR-X20・X920は通常のメンテナンスでは機能回復が望めません。
故障箇所だけの修理だけでも作業時間を要する為に費用はやや高くなってしまいます。
これらの機種は、状態によって完全修理できるまでに時間を要するだけでなく、交換部品点数も非常に多くなりますので、
事前に十分ご相談させて頂いてから作業実施致しております。
 
AIWA:CS-85X・CS-J50、SONY:ZX-7・CFS-88・CFS-F40/70、SANYO:MR-X900 は現在の所、修理不能です。
SONY:CFS-99/77 におきましては修理用部品が入手困難な為、作業内容に関して相談の上、修理受付を行っております。
 
National製ラジカセの多くは、松下製電解コンデンサーが液漏れして基板を破損又は劣化させてしまっています。
その為、機器の状態にもよりますが、電解コンデンサーの交換数が非常に多くなります。
RX-7200/7000、RX-5700、RX-5600/5650、RX-5350の修理に関しては他の機種よりも修理費用も高くなってしまいますので、
ご相談の上で作業実施させて頂いております。
上記National機のメンテナンスメニューは『Sコース』とさせて頂きます。
 
SHARP:GF-808/818/828/868/888 に関して、巻き戻し時に動作するギアが破損する事例が多く見られるようになりました。
動作ノイズを軽減する為に柔らかい材質のギアが使用されています。
このギアは劣化によりギア欠けや破損があります。 新品部品は入手不能なので、現在は代用ギアの模索を行っております。
当面の間、巻き戻し機能回復に関しては修理できません。
 
SHARP:VZ-V2及びVZ-V20ですが、修理用部品の調達ができない為、修理できません。
 
SONY 初代CF-1980のラジオに関して、特殊部位が不良となり受信不能となる個体が増えてきました。
この部品は入手不能で、個体の状態によっては修理できない場合があります。 事前にご相談くださいませ。
 
ウォークマンタイプの小型プレーヤーやマイクロカセット機、CDプレーヤー付きラジカセの修理は行っておりません。
 
 

~ 動作保証について ~ 
 
通常修理(A、B、Cコース)機の場合は、修理部位のみ10日間の動作保証を行っております。
フルオーバーホール(Sコース)機は、回復致しました機能の全てを修理完了日より20日間動作保証致します。
(修理完了後、動作が不良となってしまった場合は、直ちに使用を中止しご相談願います)
コンディションの悪いテープや古いテープを使用されて故障してしまった場合は動作保証ができません。
また、誤った使用方法にて故障された場合も動作保証はできません。
動作環境は、国内使用に限ります。
動作保証期間が過ぎた場合でも、実費にて修理・対応させて頂いております。
 
録音/再生ヘッド及び消去ヘッド、駆動用モーター、補助機能(※1)に関しては、動作保証対象外です。
(ただし、新品モーターへの交換作業を実施した場合を除く)
(※1) 補助機能:オートストップ機能・オートリピート機能・自動テープ頭出し機能・アラーム機能など

~ 休日及び営業時間 ~
 
土曜・日曜・祝祭日はお休みさせて頂いております。メールは24時間受付致しております。
営業時間は 平日AM10:00~PM6:00です。